２０年近く仰向けで寝ることができなった腰痛。その原因は・・・

今日は先日来院された患者さんのご紹介。

「出産してから２０年間腰が痛くて仰向けになれない」というお悩みの方が来院されました。

その間、２０件以上の治療院を転々としたそうです。

しかし、全く治る気配がなかったそうです。

ほぼ諦めているなか、うちのHPで仙骨、尾骨の痛みも腰痛と関係あるという内容からピンっときて連絡をくれたそうです。

良く諦めずに来てくださいました。

検査をしてくと、確かに仰向けになるとけっこ強めの痛みが腰、仙腸関節付近に出ています。

動作は腹筋をすると激痛が走る。

足も伸ばせない状態でした。

まず痛みが出ているのが腰とは関係ないところの問題だということがわかりました。

痛みが腰に出ていても、原因は違うというのが腰痛の特徴。

２０年もの間、腰に痛みを出していた原因は「大腿四頭筋」という筋肉の萎縮が問題でした。

萎縮している筋肉を伸ばしてあげて骨盤のバランスを整えたところ、数分で足が伸ばせて仰向けで寝れるようにうなりました。

えっ？！なんで？？？？？

治療途中に腹筋で起き上がってもらうと痛みなく起きあがれました＾＾

この●さんを２０年間苦しめ続けていた腰痛の原因は「大腿四頭筋」

治療は診断力が全てだと思っています。

もしかしたら妊娠中に筋肉がねじれてしまって、その状態が今に至っていたのかもしれませんね。

まだ１回目の治療なので、引き続き経過を観察して、改善まで導ければと思います。

もし、あなたの腰痛が何年もの間、ずっと痛みが続いているようでしたら、もしかしたら●さんみたく全く腰とは関係ないところが原因で腰痛になっているかもしれませんよ。